中国は年末に再び流動性ひっ迫-世界の株価為替先物チャート
(INDU NYダウ工業株30種)
市場更新:クリスマス休暇の週ため、欧米の両株式市場は休場となり、世界の株式市場はまばらな商いとなった。米国はクリスマス休暇前に11月の米耐久財受注を発表、指標は市場予想を大きく上回った。米小売市場のパフォーマンスが好調であることが反映され、米国の株式市場が牽引され5日連続上昇。休暇期間前に再び高値を更新した (16,357ポイント)。
(Nikkei 225日経平均株価)
市場更新:円安トレンドの継続に加え、米国の量的緩和縮小のニュースで、日経平均先物が活発に。日経平均上昇が後押しされ16,000円台に乗り、ここ5年来の最高値を更新した。日銀総裁の黒田氏は2014年も異次元の量的緩和政策を継続すると明示しており、2014年も日経平均は好調な伸びを見せる可能性が高い。
(SSEC 上海総合指数)
市場更新:年末中国の銀行で流動性ひっ迫問題が再浮上。上海銀行間取引金利(SHIBOR)が再び高騰し、7 日物レポ金利が10%近くの水準まで急上昇した。人民銀行は3日連続で市場に3,000億人民元の資金注入で緊迫する金融情況の緩和を行った。しかし、中国本土の株式市場は流動性逼迫問題の懸念が悪材料視され2日連続で下落し、9日間で11月の最低レベル(2.078ポイント)へ。10日移動平均線が、50日・100日移動平均線を下回っており、今後も弱いトレンドが続く。
2013年12月27日
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